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レザーとは・・・
本来はなめし皮の意味ですが,日本では加工織物 の意味で用いられ,特に模造皮革をさします。織布に軟質塩化ビニル樹脂,ポリウレタンなどのプラスチック層を被覆し,染色やエンボス加工などを施したものです。
‐本革とレザーの見分け方‐
最近の合皮は非常によく出来ており、見分けることがかなり難しくなってるみたいですので、いろいろな見分け方を挙げてみます。
1 切った断面を見てみる
本革の場合、毛羽立っていて繊維質であることが多いです。
合皮の場合はキッチリと処理してあったり、ベース地の布が出ていたりします。
2 よく見てみる
本革の場合、毛穴があるはずですのでよく見てください。
よくわからない場合は折り曲げてみると革が広がり毛穴がよく見えるようになります。
3 こすれたところを見る
本革の場合、こすれた部分の色が落ちて染色する前の色が出ることが多いです。
この場合、デリケートクリームなどで保湿すると色が戻り、古臭さが消えます。
4 割れ目
合皮の場合、経年劣化で樹脂のひび割れやはがれが発生することが多いです。
ガーゼのような布が出てくるのでひと目で合皮とわかります。
5 触ってみる
感覚的になりますが、合皮の場合は汗が染みこみませんので、妙な暖かさがあります。
一方本革は適度に吸水するため、さらっとした手触りです。
‐レザー小物に必要なコスト‐
レザークラフトで小物(小銭入れやパスケース、キーホルダーなど)を作り始めるのなら、材料の革も含め1万円くらいが目安です。
もし作る物が決まっているようでしたら、それに必要な道具だけになるのでもっと安くなるかもしれません。
道具セットで割安になっている場合もあるので、作りたい物がたくさんあったり長くやれそうだと思ったら1万円くらいの道具セットがお薦めです。
‐最低限必要なもの‐
1 皮
お店やインターネットにも販売しています。お値段はだいたい500円からです。
2 カッター
カッターはレザークラフトで最も大事なアイテムの一つです。
革包丁もあるみたいですが、カッターで十分です。
3 カッターマット
4 ハサミ
主に縫い糸を切る用に使います
5 定規
鉄製の物が主流です。
6 ゴム板
菱目やポンチを打つ際に必須です。
7 キリ
8 4本菱目
9 糸と針
専用のものを揃えてください。
10 仕上材
革のトコ面やコバを整えるための仕上材です。
11 木槌
12 ネジ捻
13 ステッチンググルーバー
14 ヘリ落とし
15 ボンド
があれば十分です。
小であれば、キットなども最近は売られているので、初心者の方でも手の出しやすいものになっていると思います。