紫外線対策のために夏は日傘が手放せないという方、多いのではないでしょうか。
日傘を購入するとき、選ぶポイントは機能性とデザイン、この2つですよね。「雨天兼用」「紫外線99パーセントカット」など機能性は選ぶことができますが、デザインの幅はかなり狭く、思うように選べないのではないでしょうか。傘の売り場でもデザインに幅があるのは雨傘だけ。日傘は数種類の中でしか選ぶことができません。
もっと可愛い柄、もっと派手な柄、もっと面白い柄が欲しいのになと思っている方必見!
目次
日傘キットの中身
手芸店やネットショップでは日傘を自分で作れる日傘キットが販売されているのをご存知でしょうか?
折りたたみ式、木製や竹の持ち手など種類は様々ですがキットの中身は
・傘の骨組み
・三角型紙
・説明書
この3つが共通しています。
キット以外に必要なものは
・日傘にしたい布生地
・マジックテープorスナップボタン
この2つです。
日傘の作り方
三角型紙に合わせて生地をカットする。
縫い代を忘れずに必要な枚数カットします。
三角の生地同士をつなぎ合わせます。
骨組みを通す袋を作りながら縫い合わせます。
マジックテープ(orスナップボタン)付き紐を縫い付ける。
傘と同じ生地で10㎝ほどの紐を作り、先にマジックテープを縫いつけます。傘を留める位置を確認してから傘部分にマジックテープを縫いつけます。
生地に骨組みを通す。
丁寧に生地の袋に骨組みを通していき、先を手縫いで縫い止めます。縫い止めたところを共布で隠すとなおいいです。
日傘の作り方ポイント
【裁断する前に工夫する】
・着物をリメイクして和傘を作る。
着なくなった着物や押入れに眠っているもの、蚤の市で安く仕入れた古着の着物から裁断して和傘を作ります。
着物は直線縫いの服なので、ほどきやすく、リメイクしやすいです。
柄に沿って刺繍したりペイントしたりするのもいいかもしれません。
・数種類の生地を使う。
三角パーツをすべて違う生地で裁断します。端切れなどを応用できるので低コストでできます。
カラフルな日傘が、オリジナリティー溢れて目を引きますね。
2種類の生地を交互に配置して、フランスのパラソル風にしてもポップで可愛いです。
・染める。
手芸店やホームセンターで販売している染め粉を使って染めます。染め上げた後に、定着液につけて一度洗濯するとその後の色落ちが防げます。色落ちがきになる染色は、日傘だからこそ安心して使える技法ですね。
グラデショーン染めするのも雰囲気が出てお勧めです。マーブリング染めや、タイダイ染め、色んな染め方があります。チェックしてみてください。
【裁断した後に工夫する】
・生地にスタンプする。
布用のインクを使用してスタンプします。全面にスタンプすると総柄になります。
スタンプした後に塗り絵のように布用の絵の具で塗りつぶしてもいいですね。
消しゴムハンコを彫って押せば、完全オリジナルの日傘になります。人に自慢できるものになりそうです。
・フリルをつける。
生地に骨組みを通してから、外側にぐるっと一周手縫いで縫い付けます。
同じ要領でレースやリボンもつけることができます。
まとめ
自分の作った日傘を持っていれば、暑い日差しの日も嬉しい気分になりそうです。自由に楽しい素材をたくさん縫い付けて世界で一つの日傘に仕上げていってください。